キリスト教会では伝統的に、11月を「死者の月」として過ごしています。
私の教会でも、先日、「召天者記念礼拝」として式が行われました。
教会では不思議な事が語られます。
すでに亡くなられた方も、この私たちと同じようにして
礼拝に集い、神さまを讃美しつづけていると。
昔の懐かしい思い出もあるけれども、それ以上に、
今、こうして現在進行形で、親しかったあの方が変わらず
主イエス・キリストを私と共に讃美しているという驚きと恵み。
今日のグレゴリオ聖歌は「死者のための典礼の祈り」。
遠い昔から受け継がれた素朴な音色から、
そのいのちの希望を改めて思い起こします。
神からのメッセージーグレゴリオ聖歌ー
橋本周子(聖グレゴリオの家宗教音楽研究所所長)
第2〜5週日曜日更新
「死者のための典礼の祈り」
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今年ビジネスパートナーを亡くしました。
いま整理に追われていますが、思い出がいっぱい次から次に心に浮かんですごく辛いのです。
また、2日前大好きな叔母が召されました。
「死者のための典礼の祈り」とは、なんと有り難い恵みでしょうか。
私は合唱を聴いたり自分でも時折歌ってきましたが、先生がビブラートをかけてはいけない、とよくおっしゃっていました。グレゴリオ聖歌は神様の気持ちに添うようにビブラートなしでとても心に澄んで聞こえます。必要以上に華美でなく無理強いをしない音楽だからでしょうか。
グレゴリオ聖歌の番組を楽しみにしています。
橋本さんの解説で、作品のメッセージがより感じるようになります。
以前、グレゴリオ聖歌に癒しの効果があると話題になったのですが、落ち込んだ時に、グレゴリオ聖歌のCDをよく聞いています。
グレゴリオ聖歌を聴いていると、とても静かな気持ちになります。(^^)