聖書の同じ箇所を読んでも、その時によって感じ方が違ったり、人によって受けとめ方が違ったりすることがあります。
その「違い」を誰かと分かち合うことで、聖書の中に新たな発見をする。
「イエスの風に吹かれて〜みことばお散歩トーク〜」はそんな番組だと思います。
今回は、ヨハネ福音書に書かれている、姦通の現場で捕らえられた女の話なのですが、私も新たな発見をしました。
今までここは、イエス様がこの女を赦す話として読んでいました。
もちろんそれはその通りなのですが、今回のお散歩トークでは、女を石で打ち殺そうとしている人々とイエス様とのやり取りに注目しているのです。
「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」
イエス様のこのひと言によって女の命は助かるわけですが、もしかするとここで救われたのは、この女だけではなかったのかもしれません。
そして、私自身の奥にも、人を裁く心、罪人に石を投げたくなる心があって、イエス様は今日、その私の心にも語りかけているのかもしれません。
「石を投げなくていいんだ」と。
イエスの風に吹かれて―みことばお散歩トーク
早矢仕宗伯(日本福音自由教会協議会東京武蔵野福音自由教会牧師)
お相手・長倉崇宣(日本FEBCスタッフ)
毎週月曜日更新
「裁きの石を捨てて」
番組のご感想をぜひコメント欄にお寄せください。
こんにちは。以前貴局のおたより紹介で以下の説明に感心しました。
赦す・・・天国で罰を受けない
許す・・・現実生活で被害を受けた行為をなかったことにする
キリスト教は「ゆるし」が一つのテーマになっていますが、
イエスに従う方法論も示して下さい。
ジョージ先生の「裁く者から赦す者へ」の提案には大賛成です。
以後もよろしくお願いします。
振り返ってみて、他者を裁くことの多い1年でした。
「握りしめた裁きの石を手放すことができますように・・・イエスさま助けてください」
というじょ~じ先生のお祈りが、心に沁みました。
待降節(アドベント)に入りましたね。キリスト者にとって新しい1年の始まりです。
裁きの石を手放して、穏やかな心でイエスさまをお迎えすることができるよう、
これから4週間、希望と喜びをもって準備していきたいと思います。(^^)
ここのコメント欄に投稿していないけど、感想を送りましたので、読んでみてください。