先日、リスナーのかたからとても鋭いご質問をいただきました。

どうして何年も前のそれもかなり昔の放送を再放送されるのでしょうか?
今の時代に合った新しいメッセージはないのでしょうか?

た、たしかに・・・
番組リストを見ても、(再)の文字が結構見受けられますねえ。

で、でも決して手を抜いているわけではないのでございます!!!
良い番組を企画し、制作するには、どうしてもそれなりの時間が必要でありまして、
人手不足が万年化しつつあるFEBCでは、そのための充電期間が必須です。

水面下(?)で新番組の準備も進んでおりますので、皆様どうぞ期待してお待ちください!
そして番組制作スタッフのためにお祈りをよろしくお願い致します。

とはいえ、もちろん再放送番組も、とりあえずの間に合わせで放送しているわけではないのです。
本当に大切なことをしっかりと伝える番組、
そして私たちに新たな問いや問題意識を芽生えさせる番組は、
時を経て、もう一度聴いても、その時の「今」に合った新しいメッセージを響かせてくれます。

先日も、もう30年近く前の番組「あなたはどう生きるか―現代キリスト教倫理」の再放送を聴いていて、あまりに今の時代にぴったりで驚きました。
今月は「生命の尊厳を守るために」というテーマのお話なのですが、この日のタイトルは「戦争について」。

自ら悲惨な戦争体験を持つ村上先生が、時に声を詰まらせながら
「正しい戦争などない」「戦争とは悪である」と語る言葉は
まさに「今」の事として迫ってきます。
正しさや正義を盾に、人を傷つけ、人間性を根こそぎ破壊する罪。
これは歴史の中で人間が繰り返してきた、そして今も私たちに巣食う罪。
だからこそ、自分の事として向き合わなければならないのだと。


あなたはどう生きるかー現代キリスト教倫理
村上 伸(日本基督教団隠退教師)
毎週土曜日更新

「『生命の尊厳を守るために』〜『戦争』について」

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