告げられた喜び

今年のクリスマス・イブのメッセージは、
アンデルセンの「影法師」の話からはじまります。

主人公は若い学者。暑い所に旅に出た所、
この人の影が“自立”し、勝手に動きまわります。
家に入り込んで誰の目も届かない所を見て見てはならないものも見て、
様々な詩人の言葉にも触れ、津々浦々、あらゆることを経験し尽くして
その末に世の中がいかに浅ましいものであるかを知ります。
その上で、この影法師は人の心を巧みに操る言葉を身につけて
ある日突然、かつての主人公の家を訪ねてくる。
影は会話をする中で、次第に横柄な態度をとるようになり、
あべこべに主人公が影の役割をするようになってゆく。
そしてお話の終いは、なんと主人公が影によって闇に葬られる…

何とも不気味で、後味の悪い童話です。
説教者の左近豊先生は、しかし、これが私たちの世界の有様ではないでしょうか、と語りはじめます。
そして、その世界にこそあの特別な出来事が訪れたのだと…

私たちに告げられた喜びとは、一体何でしょうか。
その事を今夜、共に聴きたいと願います。


日本基督教団美竹教会クリスマス礼拝
説教:左近 豊牧師

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