あなたは私を何者だと言うのか

「完全に神であり、完全に人。」

主イエスキリストのご存在を表す言葉です。
そして、人間の普通の論理からすれば
はっきりと矛盾した表現ですよね。
石居先生も、数多くの学者がこの不思議にうまい説明をつけようとして
失敗してきた事を言われていました。

正直…私の場合は、そういうものを前にすると
「神さまの神秘」だからそんな事、私程度の者にわかるまいと
開き直っていたように思うのです。
変に自前で理屈を捏ねるよりも、そのまま受け入れよう。
それが謙遜な姿じゃないのか、と。

でも、今回の放送を聴いて、
私の場合は、選り好みというか、単なる思考停止だったのではないか
と感じたのですよね。

本当に第六回のタイトルどおりなんです。

「あなたは私を何者だと言うのか」
そう主イエスに問われて、「私にはよくわかりません…」
自分の救いがそこからもたらされたはずであるのに、
そんな答えではあまりに悲しい。
あまりに、寂しい…

この小さな私には、
堂々と、はっきりとは答えられないかもしれない。
しかし小さな者なりに、
たどたどしくも精一杯お応えしていきたい。
そう強く思いました。

「対話的神学」とは一体何なのか。
ようやく気付かされたように思います。


神が問われる―私たちの対話的教義学講座
石居基夫(日本ルーテル神学校校長)
お相手:長倉崇宣
毎月第1金曜日更新
第6回「あなたは私を何者だと言うのかーイエス・キリストその1」

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