「神様がおられるならどうしてこんな事が起きるのか?」
たぶん、誰もが思わずこう問うたことがあるのではないでしょうか。
言葉にして問うことがなくても、心の奥に、この問いを抱くことがあるのではないでしょうか。
だけど、誰も答えを出せない、
本当は一番答えてほしいのに・・・
それでも、この問いを真っ直ぐに問うてきてくださったかたがいました。
今回の「Echo of Voices」でお読みしている、Kさんからのお便りです。
自然災害や疫病の流行、人同士の争い、戦争、いじめ、虐待や貧困による自殺、不治の病・・・
罪のない人々が理不尽な亡くなり方をされる時、神様がおられるならどうして助けてくださらないのだろうと思うことがあります。
どう考えても理不尽で、神様はどこに?と思います。
私が感じている神様はなんなのでしょう。私の心の錯覚なのでしょうか。
どうかわかりやすく教えていただけませんでしょうか。
このお便りをお読みした直後、パーソナリティの長倉も
「この問いに答えを出すことができるんだろうか・・・」
そう言っています。
それでもあえて、このお便りをお読みしたのは・・・
「答えられるから」ではなくて、答えられないこの心からの問い、
そこに、響く声があるから・・・
答えがなくても問わずにおれない私たちを、求めるおかたの声が・・・
Kさんの真っ直ぐな問いに、自らを吐露するように語る長倉の声を聴きながら、
そんなふうに思いました。
Echo of Voices
長倉崇宣(日本FEBCスタッフ)
毎週月曜日更新
「災害、戦争、病…神様がいるならどうして?」