クリスマス。
多くの教会では、23日にはクリスマス礼拝が、そして24日にはイブ礼拝がもたれます。
教会に行ったことのないかたも、ご無沙汰のかたも、ぜひ教会でクリスマスを過ごすことができますように。
そして、教会に行くことのできないかたもご一緒に、FEBCでクリスマスを味わいましょう。
今年は日本基督教団美竹教会のクリスマス礼拝をお届けします。
クリスマスの訪れを最初に告げられたのは、野宿をしながら夜通し羊の番をする羊飼いでした。
説教の中で左近先生はこの羊飼いの有り様を、現代の私たちと重ねて、こう語っています。
夜通し羊の群れの番をしていた羊飼いは、
そのなりわい故に、社会のメンバーとして数えられない者。
彼らは、声を奪われている。誰にも明かさぬ閉ざされた感情。
悲しみで崩れそうになり、ほころぶ一瞬に込められた
心が張り裂けそうに歌い出される歌声。しかしながら、生き延びるためにあえて忘却を自らに課す。
そこに私たちは、現代の羊飼いたちを見ることになる。
自分自身を押し殺して、本当の心を決して誰にも知られまいとし、
自分でもありのままの自分を忘れ・・・
そうやって自分を覆う鎧を、もう脱ぐことができなくなってしまった私たち。
そこに、そこにだけ、クリスマスは訪れたと。
そこにこそ、救いが必要だったからだと。
しかもこの救いは、いつかではなく、今日、
他の誰でもない、あなたのために神様がくださった救いです。
今日、あなたがたのために、救い主がお生まれになった!
ぜひこのクリスマスをご一緒に味わいましょう。
日本基督教団美竹教会クリスマス礼拝
説教:左近 豊牧師
クリスマス礼拝番組を聴く>>(12/23よりお聴き頂けます)
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