救いの時は、いつ?

「福音を聞く-新約聖書への招き」。
番組の中で幸田和生司教は、聖書に書かれる世界の救いについて
この様に語られていました。

「それはどういうふうに実現するのか。この世界が突然理想的な世界に変容するとか、あるいはこの世界は完全に滅んで別の世界が用意されているとか、何か天変地異のように起こるのか。戦いによってもたらされるのか。突然人々が回心してそうなるのか。それはいつのことなのか。たくさんの疑問が浮かんできますけれども、新約聖書は必ずしも一つの答えを用意していると言えないと思います。」

正直、結局どうなるの??という思いを受けましたが、
みなさんはどうでしょうか。

悲惨なニュース、恐ろしい事件の連続。
本当にこの世界は救われるのだろうか。
そんな疑いの心を早く晴らして頂きたい…

でも、番組中でも引用されている通り、
イエス様はこう言われているんですよね。

「父が御自分の権威をもってお定めになった時や時期は、あなたがたの知るところではない。あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」(使徒言行録1章7-8節)

「あなたがたの知るところではない。」
なんとも突き放された感じもしますが…しかし。
そこで同時に語られているのですよね。
「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。」と。
そして「地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」と。

神の霊が共におられる。
私と共にいてくださる。
そこからこそ、その歩みにこそ、世界の救いが始まってゆく…

「福音というものは、私たちを離れてどこかに存在するものではないと思います。私たちがイエスと共にどう生きるのかということの中にしか福音はないと思います。」

聖書が語る世界の救いの姿。神の国とは一体どうやって実現するのか。
その事を改めて番組から受けとり直したいと思います。


「福音を聞くー新約聖書への招きー(再)」
幸田和生(カトリック東京大司教区司教)
毎週土曜日更新

第18回「希望の福音」

聴取期限8/17

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