見ず知らずの方の葬儀を通して…

今回お話をお聞きした奥田知志先生は、ホームレス支援活動を長年続けておられます。
そして、その中でも「葬儀」に関しては
実に教会の本質が問われている事柄だとお語りくださいました。

…つまり、「『インマヌエル、神はあなたがたと共にいる』と語られたのは誰に対してか」という問いです。それは、孤独の中で苦しんでいる人、独りぼっちで公園の隅で死んでいった人、アパートの中で朽ち果てて逝った独居の老人ではないか、と。

実際、先生が牧会されている日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会では、
名前すらわからない見ず知らずの方の葬儀を行った事がある、とお話の中にありました。

そんな事が出来るの?
その方はクリスチャンじゃないかもしれないのに?
と単純に思ってしまったのですが、
むしろ先生はそこで
「うちとは関係ありません」って言えますか?
とおっしゃるんですよね…

ドキッとしました。

あのイエスという男を知っているか?と聞かれ
「私とは関係ありません」と答えつづけたペトロを思います。

私とは関係ない。
そうやって勝手に区別して都合よく片付けてきた事柄が、
自分の信仰生活においてどれだけあるだろうか…
本当に情けなく思います。

でも、裏切ったペトロにまたお出会いくださったのもまた主イエス。
この方を結局は仰ぐしかないんですよね…!

たとえ私達が知らなくとも、主イエスこそが知っていてくださる。
そしてそんな私達のことも充分に知っておられる。
だからこそ…私達はクリスチャン。

番組をお聞きして、
その所に改めて立ち帰らされました。


奥田知志(日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会牧師、NPO法人抱樸理事長)
聞き手 長倉崇宣
11月29日放送

FEBC特別番組「神は知っていてくださる。彼を、そして私を。―ホームレスの葬儀の実践から」

聴取期限12/26

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