キリシタンと現代の宣教のつながりとは?

ローマ教皇が来日されてから、はや数カ月。
このことを記念して放送開始した、シリーズ「神への奉献」もこの3月で最終回です。
今回はレンゾ・デ・ルカ神父から
キリシタンと現代の宣教のつながりについてお聞きしました。

 現代では「インカルチュレーション」という言い方をしますが、元々の文化の中にも、神様から与えられたいのちがあるのです。当時の宣教師たちは「自分たちが思っているよりも、日本人はキリスト教のことを理解できるのではないか」と良い意味での驚きを感じていたようで、ザビエルは「日本人ほどキリスト教に向いている国民はない」という言葉を残している程です。

「日本人ほどキリスト教に向いている国民はない」
まあ…ずっと昔はそうだったのかなと思ってしまいますし、
歴史の断絶、のようなものを感じてしまうところではないでしょうか。

しかし、神父様は言われます。
「歴史と無関係に福音宣教を考えてしまうのは、もったいない。」
むしろ福音宣教の本質は「つながり」にこそあり、
教皇が来日したのも、キリシタンの時代からの
つながりがあるからこそなのだと。

…スケールの大きい話だなあと思いました。
でも、考えてもみれば私たちの生き方がどのように変化しようとも
主イエスの教え自体は2000年前から何も変わっていないのですよね。
むしろ常に、主イエスの十字架が人のこころをとらえ続けている。
「つながり」続けている。

現代の宣教はとても厳しいと言われています。
だからこそ、改めて私たちの歴史を通して学びたいと思うのです。
宣教とは人の働きではなく、神の働きであるということを。


教皇来日記念 シリーズ「神への奉献」
第六回「最終回・時と世界を繋ぐ―キリシタンと現代の宣教をめぐって」
レンゾ・デ・ルカ(カトリック・イエズス会司祭、イエズス会日本管区長)
3月13日放送
毎月第二金曜日更新


聴取期限4/9(約50分)

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