「新しい人を着る」

聖書を読んでいると、独特な、不思議な表現にぶつかることがあります。
今回の「闇の中に輝く『獄中書簡』」では、
小林和夫先生が「新しい人を着る」という言葉についてお話をしてくださいました。

エペソ4章22節にこう書いてあります。「すなわち、あなたがたは、以前の生活に属する、情欲に迷って滅び行く古き人を脱ぎ捨て、心の深みまで新たにされて、真の義と聖とをそなえた神にかたどって造られた新しき人を着るべきである。」ここでは、クリスチャンの信仰の経験を描写しています。…これは二度にわたって、一回は古い人を脱いで、そして新しい人を着るということではありません。私たちの心の、魂の体験からいいますと、クリスチャンになるということは、古き人を脱ぐということと新しい人を着るということは同時動作です。

ちょうど今は、暑くなったり涼しくなったりの時期で、
服をどうしようかと悩ましく思っている方も多いかもしれません。
でも、ちょっと肌寒いから今日は長めの袖を着た方が良いかな…?とか、
当たり前のようですけれど、そういう事とは全く違うのですね。

むしろ、私たちの信仰の有様がガラッと一変してしまう。
その信仰の不思議を説いた言葉なのだと先生は語られます。

ひとたび私たちが決断してイエス様を信じたということは、その後に失敗があろうが、つまずくことがあろうが、そこから立てばいいのですから。立つことができるように私たちをして下さった、それこそキリストの恵みなのです。ですから、古き人を「脱いでしまった」。一枚一枚脱いでいくのではない。一切合財、イエス・キリストによって脱いでしまった、という決断です。

できるだけ失敗しないように、挫折しないように
手の届く範囲で調整して生きようとするのが私たちの常かもしれません。
でも、聖書の語る「新しさ」とはそういうことではなさそうです。

主に在って、過たず「信仰の衣替え」をしていくためには…?
ぜひ番組をお聞きし、共に考えてみたいと思います。


闇の中に輝く「獄中書簡」(再)
小林和夫(日本ホーリネス教団東京聖書学院教会牧師)
第8回「新しい人を着る」(エペソ4:17〜32)
6月26日放送

聴取期限7/23(約38分)
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