今日を生きる絆をつむいで―ホームレス支援の現場から

FEBCの約70年の歩みから、その時代をうつしだす選りすぐりの番組をお届けする「FEBCアーカイブス」
今回は2010年に放送された、「今日を生きる絆をつむいで―ホームレス支援の現場から」を再放送しています。

厳しい時代の波に翻弄され、路上での生活を強いられるホームレスの方々。街を行く中で私たちがそうした方々と出会うことも今日ではもはや珍しくありません。世間の片隅に追いやられながら、きょうを懸命に生きているそのお一人一人。北九州八幡において、そうした方々の支援に尽くしている一人の牧師がおられます。奥田知志先生。今日も支援の現場に立ち続けている、そのお働きと祈りからお話をお伺いします。(番組ナレーションより)

奥田先生が神学生時代に行った二年間のホームレスの支援活動。
当時、年間200人が路上で死亡していたという大阪・釜ヶ崎の悲惨な現実にぶつかり、

「こんな悲惨な世の中に、本当に神がいるのか?」

とつまづきながらも、
むしろ「いなければ困る」と、そこから十字架の主イエスを
探し求める歩みが始まったと語られていました。

クリスチャンだから良いことをしましょう…
決してそういう道徳的な話ではないのですね。
むしろ、それが出来ないと知るからこその「いなければ困る」。

でも別に、ホームレスの人たちだけが悲惨なわけではなくて、教会に来られている方々みんな問題抱えているし、人間が生きるというのはどんな形であれとても大変です。要するに罪人が生きているわけですからね。ですから罪人が生きているという現場においては、十字架と復活がいるわけで。同じ課題だと思っていますけどね。

そして私たちにとって、この悲惨さ、
何より十字架の主が「いなければ困る」とは決して他人事ではないのですね…!

ともすれば人間の善さや信仰の熱心さなど、脇道にそれてしまいがちな領域のお働き。
その中で、神様がもたらしてくださる本当の力とは何かということを、
奥田先生のお話を通してご一緒に聞いていきたいと思います。


FEBCアーカイブス
今日を生きる絆をつむいで―ホームレス支援の現場から
奥田知志(日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会牧師、NPO法人「抱樸」理事長)
聞き手 吉崎恵子

9月11日放送

聴取期限10/8
(約50分)
番組のご感想をぜひお寄せください>>