旧約聖書のこころ第31回

31 「静かにしている」ならば救われる~名詞ナハト~
イザヤ30:15〜17

(30 「『おとめ』が身ごもって〜名詞アルマー〜」はこちら>>


聴取期限11/12
(約22分)

 

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今回のまとめ

●エジプトと組んでアッシリアに反旗を翻したヒゼキヤ王をイザヤは批判した。
ナハト:「静けさ」「安らかさ」「憩い」などの意味を表す。
●神に頼らず、まるで不安を覆い隠すように行動しても意味がない。神に立ち返って静まれ、というイザヤの指摘は私達にとっても重要。

 

ナガクラさんとナカガワくん

ナカガワ
今まで、ヒゼキヤ王のことは信仰篤い人というイメージが強かったですねえ。

 

ナガクラ
歴代誌なんかだと、ものすごく褒められているしね。

 

ナカガワ
で、聖書を読んでいくと、結局アッシリアの侵攻をヒゼキヤ王は乗り切るわけですよね。

 

ナガクラ
ここでイザヤがものすごく批判しているけど、歴史的にはそうだよね。

 

ナカガワ
でも、それを単に成功や信仰深さの結果として見るのではなくて、そこの中に人間の弱さの姿もちゃんと書くのが聖書らしいなあって。

 

ナガクラ
あー、そうだね。
大体、現実のこととして、「人生うまくいってる人」が必ずしも信仰的に優れているってわけじゃないしね…

 

ナカガワ
むしろ、何より自分たちの弱さをそういう所でこそ見つめ直していく必要があるってイザヤは言ってる気がするんです。

 

ナガクラ
だから、「神に立ち返って静まれ」って御言葉。これってやっぱり、「自分」に問いかけられてる御言葉だよね…。