旧約聖書のこころ第36回

36 「肉なる者」~名詞バーサール~
イザヤ40:1~10

(35「『喜ば』ない~動詞ハーフェーツ~」はこちら>>


聴取期限12/17
(約22分)

 

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今回のまとめ

●預言者イザヤは、天上の会議で天使と対話する幻を見た。
バーサール:主に「肉」を表し、人間や動物の持っている身体、または親族などを示す。そして、どの意味においても、その背後に「弱さ」というニュアンスを持つ。
●この聖書箇所では、預言の対象となる人間を草花になぞらえてそのはかなさ、弱さを表現している。

 

ナガクラさんとナカガワくん

ナカガワ
今回の箇所ってちょっと不思議、というか違和感ありませんでした?

 

ナガクラ
…例えばどういうところ?

 

ナカガワ
イザヤの迷いっぷりですかねえ。
人間は弱いんです、って何だか急に言い出したみたいな印象があって…

 

ナガクラ
確かに、なんで今更そんな事を言い出したんだって感じはあるよね。
今まで散々預言してきたんだろうし。

 

ナカガワ
でも、それを考えていたら、改めて気づいた事もあったんですよ。

 

ナガクラ
お、それはどういった事?

 

ナカガワ
もしかしたら、神様の言葉に本当にぶつかってしまうと、そこには自分たちもやっぱり戸惑ってしまうぐらいのものがあるんじゃないかって…

 

ナガクラ
確かにそうだねえ…
そうやって僕達の存在が揺るがされるぐらい、神の言葉は力があるってことなんだろうね。