旧約聖書のこころ第52回

52「惜しま」ずに~動詞フース~
ヨナ4:1~11

(51「『神の経綸』~名詞エーツァー~」はこちら>>


聴取期限4/8
(約22分)

 

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今回のまとめ

●ヨナ書は童話的で読みやすいが、実はかなり深い内容を含む。
「フース」:旧約聖書で24回用いられ、「憐れむ」「惜しむ」などの意味を持つ言葉。
●他民族排除の傾向が強まるイスラエルに対する警告としてヨナ書は書かれている。

 

ナガクラさんとナカガワくん

ナカガワ
他民族排除への警告の意味でヨナ書は書かれた、とのことでした。

 

ナガクラ
何だか、ある意味で今っぽい響きのあるテーマだね。

 

ナカガワ
雨宮神父は、「民が律法を中心にアイデンティティを確立しつつあったので、他民族に対し排他的な傾向が強まった」と言われてましたね。

 

ナガクラ
アイデンティティかあ…そういえば、クリスチャンもよく、聖書が信仰生活の土台だ!って言ったりするよね。
そこから何か思う事とかってある?

 

ナカガワ
そうですね…
何だか自分も変な形で聖書に寄りかかって、教条主義的になってしまうと、ヨナみたいになってしまうのかなあ、と。

 

ナガクラ
それもそうだけど、多分、そういう受取り方自体も「教条主義」になってないかな?

 

ナカガワ
確かに…。

 

ナガクラ
きっと、律法にせよ、聖書にせよ、ただそこに書かれているものをなぞろうとしてもどこかでズレていく気がするんだよね。

 

ナカガワ
まさしく、このヨナ書の終わり方が示すもの…
神様のことばをどうあなたは受け取りますか?って問われているんですね…