4/8 「おかしいよ」という思いの中で

 

今回の「恵子の郵便ポスト」では、
聖書通信講座ティールームで、ルカの福音書をご一緒にお読みくださっている
ある女性の方からのお便りをご紹介しています。

若かった頃の事ですが、他宗教を信じている友人から、
「処女が子どもを産むなんておかしいよ」と言われたことがあります。
そう考えるのは当然かもしれませんが、
その当時私はそんな事を考えたこともなく、み言葉を読み、
「神にとって不可能なことは一つもありません」
からなのだ、と思っていました。…


確かに、神様は全能な方。
その意味では、何が起きてもおかしくはありません。
しかしこの福音書は、もっとその奥にある恵みを
私たちに示しつづけています。

そして恵子さんは、その部分を
「おかしいよ」というご友人からかけられたワードを手がかりにしていました。

私たちの生活の中にもある「おかしいよ」という部分。
とても理解できないこと。納得できない問題。
自分ではもうどうにもならない…と思わされるようなこと。

それは、苦しみではありますが、
私たちにとってこの神はどういうお方なのか、
という問い、そして祈りが自分の中で
浮き上がってくる時にもなるように思うのです。

あの少女マリアがそうであったように。

私たちの信じる主は、どういうお方なのか。
その一番深い所にある恵みとは何か。
ぜひご一緒に、こころを開いて聞いていきたいと願います。