10/7「キリスト者の自由」



この10月から新たな編成でお届けしているFEBCの放送。
その中で毎月第一金曜日に放送が始まったのが、
「マルチン・ルターの『キリスト者の自由』(再)」です。

表題の通りルターの「キリスト者の自由」
という書籍を読み解いていく番組なのですが、
初回の放送が1993年なので…もう30年近く昔の音源。
でも今改めて聞いても、その内容の変わらない魅力に驚かされます。

ご出演者は、
日本のマルチン・ルター研究の第一人者、徳善義和先生を中心に、
そのお話を聞く、当時「若手牧師」であった石居基夫先生と
「信徒の一人」として聞く吉崎恵子。

この書籍の内容はルターの信仰を
そのまま反映しているためか〜なりディープなのですが、
徳善先生をはじめとして、彼の受け止めた信仰の恵みについて
とても楽しそうに語られるので、ぐいぐい引き込まれるものがあるのですよね。

 キリスト者は全ての者の上に立つ自由な主人であって誰にも服しない。
 キリスト者は全ての者に仕えるしもべであって、全てのものに服する。


これは、この書籍の冒頭にある言葉です。
頭で考えるだけならば、なんとも不思議で…矛盾を感じるフレーズですね。
でも、この第一回放送を聞き終える頃には、
ここに満ちている「楽しさ」の源こそが、この「自由」なんだ!と
皆さん自然と思えるのではないかなと感じます。

これから放送される、特別編を含んだ全十二回の放送。
ぜひお楽しみください!


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