あなたの言葉に、主の御声を聴き続けて


 12月17日に70周年記念番組 シリーズ「ひとりと出会う」
「あなたの言葉に、主の御声を聴き続けて」
という番組が放送されます。

そのシリーズ名の通り、日本FEBCは放送開始から70年。

数え切れないほど沢山の方々がイエス様のことを共にお語りくださいましたが、
今回はその中でも特に関わりの深い皆様に、改めて記念のインタビューをさせて頂きました。

今回はその第2回。
FEBCのメイン・パーソナリティとして50年以上声の出演を続け、
「恵子さん」としてお馴染み、吉崎恵子に社内インタビューをいたしました。

私は元々はFEBCの事よく知らなくて。別の団体に務めてたんです。でも、当時のFEBCの代表のウィルキンソン氏に1ヶ月以上毎日毎日勧誘され続けて、よくわからないけど根負けしてFEBCに入ることになったんですよ。(笑)秘書として雇われたので、マイクの前でしゃべるつもりもありませんでした。

実は、このお話を他のスタッフに時々してくださる事があるのですが、
毎回お伺いするたびにやっぱりイエス様のお招きは不思議なものだと思わされます。
出演者になるつもりすら無かった(!)というのはなんとも凄い話ですよね…

「恵子の郵便ポスト」がはじまってからは、もう出たとこ勝負で。スクリプトも無いからいつもアドリブ。書いてしまうと、その「人」じゃなくて、「課題」の方に集中してしまうような気がして。私はその人に聴きたいし、その人と一緒に喜んだり泣くことが私の仕事だと思うんです。だから収録前にすることは、ただただ「聖霊よ、来て下さい」という祈りです。主イエスに聴くことでしかないんですね。ラジオというものは実際には私が喋り続けるしかないでしょう?願わくば、リスナーの方に、ああ私の言葉を聞いてもらった、と思ってもらえればいいなといつも思っています。
 
インタビューはまだまだこの後も続くのですが、
個人的にとても印象的だったのは、収録前の準備について触れた所で、
「若い頃は平気だったけど(収録が)だんだん難しくなってきた。
加藤常昭先生に相談したら、それはわかってきたからだよ、と言われたんです。」

というエピソードでした。

もう大ベテランだからもう怖いもの知らず…というわけでは全くなくて、
むしろ、主イエスに触れるからこそ
「他人に語ること」「聴くこと」の本当の難しさを知り続ける歩み…
一スタッフとして襟が正される思いで聞きました。

恵子さんをはじめ、「あなたの言葉」を聴くために
多くの人が立てられ続けてきたこのFEBC70年の道のり。
新たな71年目のまだ見ぬ未来へと、共に歩みだしていけましたら幸いです。



 放送はこちらから(12/17より)>>