「心を騒がせるな」


小林和夫先生による「生きるとはキリスト」。今回はヨハネの14章、
十字架の出来事を前にして、主イエスが弟子達に繰り返し
「信じなさい」と語りかけているところです。

あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。
(ヨハネによる福音書14章1節)

有名なみ言葉です。でも、心を騒がせないようにしなさいよ、と言われても、
そんなことは自力でコントロールできませんよね。

あの弟子たちだってそうだったと思います。
今まで付き従っていたお方が、自分は十字架で死刑になると語る…
動揺しないわけがありません。

でも、だからこそ小林先生は、
主イエスがここで「信じなさい」と弟子たちに繰り返したのだと語ります。
そしてそれは、命令ではなくて、「7つの約束」であったと。

お話の冒頭、先生がお母様のお証をお話くださっています。

昔母が倒れたことがありまして、その時に牧師が訪問しお祈りをしてくださった。そしてその開口一番おっしゃった言葉が、このヨハネ14章1節の御言葉でありました。そして、この言葉が母の魂の中にまるで電気に触れるように入り込んできまして、暗雲が一掃されてしまうような経験を母はもったんです。それ以来母の終生一番好きな聖書の言葉となった。…

当たり前ですが、お母様はご自分でこころを
コントロールして安心したわけではありません。
確かにこの言葉は主イエスの励ましなのですね。

どうすれば信じられるのか、自分の信仰の弱さ、強さ、熱心、努力…
という様な事ばかりにいつもこだわってしまう私達。

でも、主イエスが私達に語りかけ、
そこに向けてくださっている御心とは
私達の手の内にあるものより、もっともっと深く豊かなものであるはずですね。

ぜひその恵みを小林先生のメッセージから
共に求めていけましたら幸いです。


 

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