「わたしはあなたに何をしたのか」



橋本周子先生の「神からのメッセージ―グレゴリオ聖歌―」
この番組をWEBの記事でご紹介したことはあまりなかったかもしれません。

それはやはり、耳で聞いてこその番組だからという
至極当たり前の理由が大きいのですが…
今回はぜひ文字でも皆様にご紹介したい、と思いこの記事を書いています。

橋本先生が「本当にこころに染みてきます」
と語る聖金曜日(イースター直前の金曜日)に歌われる聖歌です。

「わたしの民よ、
 わたしはあなたに何をしたのか、わたしに答えなさい。
 わたしはあなたのためにエジプトとその初子を打ったのに、
 あなたはわたしを鞭打って死に渡した。…

 民よ、わたしに答えなさい。
 わたしはあなたの前に海を開いたのに、
 あなたは槍でわたしの脇腹を開いた。…

 民よ、わたしに答えなさい。
 わたしは岩から救いの水を出してあなたを潤したのに、
 わたしの最期の時に、酢と苦いものを飲ませた。…」

「わたしはあなたに何をしたのか」
その言葉は、あなたにどのように迫るでしょうか…?

「私は長いこと、これはキリストが十字架の上から
 嘆いていらっしゃる言葉だと受け止めていました。しかし…」

実は私も、この歌詞は自分に向けられた主の嘆きだと思ったのです。
でも…「しかし」なのですね。
橋本先生が新たに受け止めた主イエスのみ心の深さとは。
ぜひ番組をお聞きくださり、共にその豊かさを味わいたく願います。

 



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