
雨宮慧神父による「私を啓く聖書のことば」
今回のサブタイトルである「万物の目標―旧新約聖書を貫く、十字架のイエス」
という響きから、私達は何を想像するでしょうか。
例えば、
世界は神様に造られたのだから、
その方をずっと渇き求めているのだ、という事。
主イエスがお生まれになる前に書かれた旧約聖書の記述も、
実は主イエス・キリストのことを昔から指し示していたのだ、などなど。
私は色々思い浮かべました。
でも、雨宮神父はもっともっと踏み込んだ、
それでいてもっと鋭い言葉を語られます。
「御子の十字架の血にこそ神の創造の思いがあらわれている。」
「イエスの死という出来事を離れては、万物はありえない。」
つまり、主イエス・キリストが死ぬからこそ、この世界が創られた。
驚くべきことです。
まるで、私達の知る歴史の流れや、
因果とは全く逆転してしまったかのような言葉。
しかし、実に聖書はそのように語り続けている…
昨年秋より毎月放送してきた「私を啓く聖書のことば」は今回が最終回。
ぜひ神父様の導きによって、聖書からご一緒に「啓かれたい」と思います。
