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「悔い改めよ。天の国は近づいた」

6/29の放送「神との親しみを深めるために」では、

「悔い改め」について、カトリック・イエズス会司祭の英隆一朗神父がお話くださいました。



神父様は、この「悔い改め」について

しばしば誤解があるということを語られています。

マタイ福音書3章に洗礼者ヨハネという人が教えを宣べていたことが書かれていますけれども、このヨハネの言葉とイエス様の言葉はまったく同じなんです。「悔い改めよ。天の国は近づいた」。ただ、同じ言葉だけど、中身がまったく違うんです。



天の国が近づく。そこにあなたはどのようなイメージを抱くでしょうか?

当時、洗礼者ヨハネが語った言葉を聞いた人は、
この世の終わりが来るので、罪をなんとか清算して
地獄行きを免れようとしていたのではないか?と語られています。

この現代に生きる私も、「地獄に行きたくなければ悔い改めて神を信じなさい」
という文言を身近に聞いたことがあり…
そこで少なからず焦りと、恐怖をおぼえたことがありますから

彼らの気持ちがわかるような気がします。

でも、ここでイエス様が語られる悔い改めの意味は
全く違うのです、と英神父は仰います。

イエス様の言う「天の国は近づいた」は、裁きが来たのではなくて、神の救いが来たということなんです。つまり、イエス様と共に、まさしく罪を本当の意味で赦してくださる神様の憐れみ、神様の愛の心が示された。だから悔い改めよというのが、イエス様のメッセージなんですね。これを私たちは心に刻みたいと思うんです。

たとえ同じ言葉であっても、
その聞き方によって大きく変わる神様からのメッセージ。
まさしく「神との親しみを深めるために」私達はどうあるべきか、
という事をお話くださっていると思いました。

どうか、私達の一人ひとりの悔い改めの祈りが、
この方の救いの恵みの中でこそ深められていきますように。
ぜひ放送もご一緒にお聞き頂けましたら幸いです。

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