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「仕える者」となれない現実に向き合うところから

今回の「コーヒーブレイク・インタビュー」では、
社会福祉法人・基督教児童福祉会「バット博士記念ホーム 」副園長の佐藤治美さんに
そのお働きのことを中心にお話をお伺いしています。

「バット博士記念ホーム」では、24時間子供たちと生活を共にしながらの支援もしています。
佐藤さんご自身も14年間住み込みで働かれていたのですが、しかし…

ここではまず、自分自身が「仕える者」となれない現実に向き合うところから戦いが始まります。自分ってこんなに怒りやすいんだって思いましたね。今まで見ないようにしていた自分の醜さや狡さっていうのも子供に見透かされて…。

人生に失望しこころに傷を負い、
自分の生きている意味を見失う子供たち。
そして、そういう彼らをなんとかして支えたいという大人たちの切なる願い。

もちろん、それはこの上なく尊い想いですが、
でも、それだけでは何も始まらなかった、ということを、
佐藤さんはご自身の経験からお話くださいました。

自分が意味あってこのように存在しているんだって思える人が一人でも増えると、大げさですけど、私は世界は変わっていくと思っています。だから、地を這うような地味な仕事ですけれども、すごく大きな意味と役割があるなと思っています。

私達が、本当の意味で「仕える者」となるには。
それぞれの置かれたところにおいて、佐藤さんのお証を通し、
主イエスの招きの声をご一緒にお聞きしたいと願います。

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