わたしの記念
パウロの記したコリントの信徒への手紙を共に読み、味わう番組「裂き与える者の食卓」。今回味わう箇所は「この手紙の頂点」。
主イエスは、引き渡される夜、パンを取り、感謝の祈りをささげてそれを裂き、「これは、あなたがたのためのわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい。」
コリントの信徒への手紙一11章23、24節
今回はここで「記念」と訳されている言葉に立ち止まります。これはともすると「私たちがイエス様を記念する」と読んでしまっているのではないか?と。
そう言われてドキリ!としたのは私だけでしょうか。
まさに私自身、そのように読んでしまっていたのです。
でもそれは「おかしい」とはっきり言われて、またドキリ!
実はこの言葉、元々は「アナムネーシス」―「思い起こす」という意味のある、特別な言葉なのだそうです。
一体ここで、誰が、そして何を思い起こしているのか…。
ぜひ放送をお聴きくださり、この言葉に込められた神の心に、私たちもまた心開くことができますように。

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