沈黙

遠藤周作の小説『沈黙』
世界20カ国語以上に翻訳され、その出版から50年を経た今年、映画化され話題となりました。

「この小説を書きあげることが出来たら、もう死んでもいい」
そう思うほどに遠藤が全存在をかけたこの小説、
出版当初は、司祭が踏み絵を踏み棄教するという内容に、
教会指導者から強い非難を受けたと言われます。

しかし、殉教者については多くの記録が残されているのに対し、
殉教者になれなかった人々、つまり無数の棄教者たちの記録がほとんどないことに、
遠藤はキリスト教会の問題を見たのです。

弱さと恐れ、自らの限界から「棄教者」となった人々。
教会が関心の外に置いた彼らに、遠藤は無関心ではいられなかった・・・

『沈黙』は、日本のキリスト教会、そして私たちへの、問題提起でもあるのではないでしょうか。

この小説に込められた遠藤の思い、そして私たちはそれをどう受けとめるべきなのか、
FEBCでは、皆様と共に問い、考えたいと願い、
特別番組を企画しております。

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