「僕は永遠に生きるなんてイヤです」


石居基夫先生による「いちじく桑の木登り―わたしの教理問答」
今回のテーマは
「永遠のいのち」についてです。

以前、中学生の男の子が「僕は永遠に生きるなんてイヤです」
と言っていたのがすごく印象に残っているんですけれども…。

番組冒頭で恵子さんが紹介していた
この男の子のストレートな言葉。
クリスチャンとしては「そんなことないよ」と諭したくなるところですが、
では、実際のところどうなの?永遠ってなんなの?と問い返されると
言葉に詰まってしまうかもなあと思います。

私自身、「不死の身体を得た人間が、永い時と共に心をすり減らして、
最後は自分自身を見失って苦しみ続ける」という実に暗い(笑)お話を読んだことがあり
なんだかそういう光景をチラッと思い浮かべてしまいます。

でも、聖書で語る「永遠のいのち」とは「不死の肉体」であるとか
そういうものとは似て非なるものなのですよね。

「教理」というと堅苦しいですけれども、
そういった知識が教会に受け継がれ続けているのは、
実にこういう事柄を細かく見分け、
そして善きものを伝えていくためなのだと感じます。

さて、今回のテーマ「永遠のいのち」。
主イエスが本当に私達にくださろうとしているものとは一体何なのか。
ぜひ石居先生の導きからご一緒にお聞きしていけましたら幸いです。