FEBC特別番組「預言の霊と愛の歌」


1977年に番組シリーズ「聖書をあなたに」がFEBCで始まってから、
半世紀近くを共に歩んで下さった加藤常昭先生。
94歳になられるこの年、日本基督教団代田教会で「最後の説教」として
お語りになられた礼拝メッセージを今回は皆様にお届けします。

昨年、緑内障のために突然に視力をほぼ失いました。
それで私は随分しょげて、これからを自分自身に問うておりました時に、
ある方が私にカードをくださった。
そこには次のパウロの言葉が記されているだけでした。

「見えるものにではなく、見えないものに目を注ぐ。」
(コリントの信徒への手紙二 4:18)

私は90年を超えて生きて、
なお自分はこのようにうろたえる愚かさの中にあったかと、
少し恥ずかしかった。しかし、それ以上に嬉しかった。
この慰めの言葉を聞いたからです。…

終戦後、牧師の召命が与えられ、
ひたすらに説教という預言のわざに心血を注いで来られた加藤先生。

そのご自身の生涯を差し出すようにして、
今改めて、そして新しく、
聖餐を祝う共同体の仲間に呼びかけます。

「あなたには見えるでしょう。立ち上がりなさい!」と。

どうぞ、この加藤先生の「集大成」のメッセージをお聞きください。
そして私達に与えられている聖霊の賜物の本質とは何かを
共に受け止め、存分に味わい、喜ぶことが出来ますように。


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