主は、この私を知っておられたのです

リスナーの声、あなたの思い

主は、この私を知っておられたのです 3/15

番組「恵子の郵便ポスト」より

ヨハネ1章。「私はこの方を知らなかった。」このバプテスマのヨハネの言葉を思い巡らしていると、私もかつてこのお方を知らなかったのだ、と…。
 
イエス・キリストというお方を意識するようになったのは、学生時代、バッハの受難曲を聞いた時でした。神の子でしたが、十字架で死なれ、復活された…と「このお方」を知りかけたのです。
 
その後、学生の時に父が癌で亡くなり、給料の半分近くを父の残した住宅ローンの返済に支払う生活が始まりました。貧しさのゆえに父を恨み、死にたいとも思いましたが、その勇気もありませんでした。そのような時、キリスト教会からの集会案内が下足に入っていたのです。私ははじめて教会に行きました。確かにそこではキリストの十字架刑と復活の話がなされ、真理が語られていることを感じて心が動かされました。イエス・キリストがどんなお方かわかり始めたのです。 
そして旧約聖書の哀歌で「主の救いを黙って待つのは良い。人が、若い時に、くびきを負うのは良い。それを負わされたなら、ひとり黙ってすわっているがよい。…主は、その豊かな恵みによって、あわれんでくださる」とのみ言葉を読んだ時、涙が流れました。主は私自身の境遇を知っていてくださって励ましてくださっている、と。
 
私はこのお方を知りませんでしたが、主は私を知っておられたのです。
洗礼を受けた後にも私は色々な失敗をしてきましたが、その都度、恵みと赦しを頂きました。主の導きに感謝しています。

 

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