新番組「私の救い、私たちの希望―宮城石巻読書の集い」


この10月より川上直哉先生(日本基督教団石巻栄光教会牧師)の新番組
「私の救い、私たちの希望―宮城石巻読書の集い」が放送開始いたします!

タイトルにある「読書」の言葉の通り、この番組では、
『宣教のパラダイム転換』(デイビッド・ボッシュ著)
という書籍をご一緒に読んでいくことになるのですが…

そもそも「パラダイム」って
どういう意味かみなさんご存知ですか?
私は手持ちの辞書を開いてみたのですが、このように説明されていました。

「ある時代に支配的な物の考え方・認識の枠組み。規範。」

わかったような…わからないような…笑
先生が番組の中でおっしゃっていた言葉を併せるとわかりやすいかと思いますので、
こちらも引用してみます。

時代が変わると、それまで必死に守ってきたものが問い直される。私の個人の信仰においても、青年期には聖書は誤りなき神の言葉なのか否かが、「絶対に負けられない戦い」だった。しかし、そんなことで聖書の真理が揺るがされるはずはなかった。けれども、そのパラダイムの中にいる時はそうは思えないのです。つまり「これを外したら全てが壊れてしまう」と恐れさせるものは、案外救いでもなんでも無いかもしれないのです。

つまり。
今私たちがとても大切に思っていたり、
これが無くては駄目だと考えていること。
実はそういうものは、新しい時代に覆るのですよ、この信仰の世界においても!
というのがこの書籍のテーマと言えるでしょうか。

それは逆に言えば、古代でも現代でも、あるパラダイムの中にいる私たち一人ひとりが「私にとって救いとは何か」を問われていることだとも思うのです。そこからしか、「宣教とは何か」の答えは出てこない。

少子高齢化・人口減、それに経済の低迷にあえぐこの日本。
今までどおりの宣教の形では、どうにもならない現実がそこにあります。
だからこそ、一人ひとりの「私の救い」から、「宣教とは何か」と、
新しく実存的に問い直す歩みを、あなたともご一緒にできればと願っています。

新番組「私の救い、私たちの希望―宮城石巻読書の集い」
ぜひ、お聞きください。