「このような時に音楽どころでは…」


伊藤治哉先生による音楽番組「石巻JCCMステーション」
1/9の放送では、伊藤先生ご本人とご兄弟によるユニットCYMBAL(シンバル)より
楽曲「ハレルヤと歌えば」をご紹介いただきました。

今回は「むずかゆい気もしますが…」とご本人の伝道活動、
特に石巻という地との関わりについてもお話くださっています。

昨年の春に、私はこの「石巻希望の家」という教会に派遣されてきました。それまでの東北大震災が起きてからの10年間は、関東でクリスチャンアーティストたちのサポートの働きをしていたんです。とにかく被災地のために何かがしたいという所属のアーティストたちと、泥出しや炊き出しなどの活動を行いました。そのうち現地から歌ってほしいという声が出てくるようになり、懐かしい唱歌や歌謡曲などを織り交ぜながら、賛美も徐々に歌うようになりましたね。…

内心では「このような時に音楽どころではないのではないか?」と葛藤もありました。神様が働いてくださることを信じ、祈りながらの活動でしたね。でもそこで、私にもこの地に特別な思いが与えられたように思います。…
 


この番組の収録は、実は先日1/1の能登半島地震の前に行われており、
図らずも、このようなタイミングでリスナーの皆様にお届けする形になりました。

依然、石川県を中心として各地の被災地では予断を許さない状況が続いています。
どうか、 このような時であるからこそ、
共に苦しむ隣人のために仕え、祈り、そして賛美の歌が与えられますように。


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